備後漬物の「働く仲間たち」

 当社には、学校を卒業して入社されたばかりの新入社員から、数十年以上にわたり勤務いただいているベテランまで、バラエティ豊かな人財が多く在籍しています。そして、その人員構成は、男性4割/女性6割と、女性が過半数を占めております。
 また、近年は外国籍の方も技能実習生や留学生、特定技能、労働派遣等という形で当社に力を貸して下さっており、より働きやすい職場環境の整備に力を入れております。
 所属部門やミッションは各々異なりますが、前向きで明るい姿勢は部門をリードし、また周囲に困った仲間がいたら進んでフォローに回る、頼りになる人ばかりです。
 このページでは、当社の人財の活躍推進の取り組みについて、特に力を入れている3つの部署をピックアップしてお見せします。

1管理本部 総務部の場合…若手の声を積極的に活かす

 管理本部は女性の多い部署であり、中でも総務部は、当社の要として総務・庶務をはじめとした幅広い業務を手掛けている部署です。社内の方は勿論のこと、外部の方に対してもきめ細やかな対応が求められる他、変化が激しい故に頻繁に改正される法務関係にも明るくなければなりません。深い専門知識までは求められないにしても、広く浅くオールマイティに仕事をこなしていくスタンスが求められます。
 総務部の業務は本当に幅広く、自身が色んな事に興味を持って手を挙げればいくらでもチャレンジできる環境です。若手社員の提案も積極的に取り入れ、成果という形でやりがいを感じられるよう、育成にも工夫を凝らしています。
 やる気旺盛な部下後輩を取りまとめる、管理職の原田さんに、総務部について紹介いただきました。

原田 朱美さんによるご紹介

ご自身の部門の紹介と、
現在の業務について教えて下さい。

 総務部は、新入社員も含め、現在4名が所属しています。総務部の業務は多岐に渡る上に、定型業務以外に日々発生する様々なことに対応すべく、マルチタスク能力を高めつつ、奮闘しています。
 現在の私の業務は、就業規則を始めとする社内規定類の見直しや策定の他、取締役会、株主総会の運営と勤怠・労務管理等があります。また、部の目標、個人目標の進捗管理とフォロー、中期計画・部内人財育成計画等の立案等も担当しています。

部下後輩の方の育成で、
取り組んでいることは何ですか。

 目的や一連の流れを知ってもらうことを意識して情報を共有しています。日々発生するイレギュラー事項への対応は、本などでは学べないような当社独自の専門知識が必要となります。個人が実際に経験できることは限られているので、自分の経験を他の人に伝えることで互いの知識を高めるため、情報共有を大切にしています。

仕事のやりがいを教えて下さい。

 店頭に並んだ自社商品を見ること、その中で、お客様に当社のキムチ・漬物を選んでいただけることが食品メーカー備後漬物に勤める者として大きなやりがいです。また、メンバーが新しいことにチャレンジし、やり遂げ成長する姿や積極的に自ら提案したり、業務に取り組む姿に触れると喜びややりがいを感じますし、刺激をもらっています。

ご自身の部門を、今後どのようにしていきたいですか。

 経営戦略を支える縁の下の力持ちとしての役割を持続しつつ、新しい発想や積極的な提案で改善・革新を推進し、自ら経営資源を生み出せる部門にしたいです。そして、更に働きやすい職場づくりを目指し、広島県で一番働きたい会社になれるよう貢献したいです。

2ロジスティクス本部 受注課の場合…ベテラン社員によるOJTで育成

 お客様からいただいた仕入注文を基に、製造現場や物流業者との調整を行い、出荷するまでのフォローを行うことが、受注課の主なミッションです。総務部が企業そのものの要であるならば、受注課は事業の要と言っても過言ではありません。
 営業担当を除けば、お客様と直接、商品のお取引をさせていただく機会の多い部署になります。丁寧な応対はもちろん、場合によっては、大量に注文をいただくケースもありますので、臨機応変に処理できるようになっていただかなくてはなりません。
 しかしながら、受注課はベテラン社員も多く、OJTをきめ細やかにすることで、未経験で入社される方の早期の戦力化を可能としました。事務および窓口担当として得られるもの、身につけられるものも多く、ご自身の今後のキャリアできっと役立つことでしょう。
 管理職の岡田さんは、数人のベテラン社員と共に部下後輩を取りまとめ、今日も円滑に出荷できるよう、奮闘しておられます。毎日のお仕事について、ヒアリングしてみました。

岡田 晃乃さんによるご紹介

ご自身の部門の紹介と、
現在の業務について教えて下さい。

 私たち受注課は、本社工場と埼玉・神奈川・福岡にデポを構えスーパー・コンビニ・問屋様に向けてお漬物を全国へお届けする為の、受注業務や出荷手配業務を行っています。
 私自身としては、受注課を上手く取りまとめていけるように、日々勉強中です。主に埼玉・神奈川のデポ出荷に携わり入庫・出庫の在庫管理を行っております。

部下後輩の方の育成で、
取り組んでいることは何ですか。

 受注課は総勢16名おり、3チームに分かれて業務を行っております。各チームリーダー、サブリーダーと連携を図り、部下・後輩とともに成長していけるよう対話を心がけ育成に取り組んでおります。

仕事のやりがいを教えて下さい。

 トラブルを未然に防ぐことは大前提なのですが、どうしてもトラブルは起きてしまいます。そのような時、社内、社外問わず関わりのある人たちと早期解決に向け、チームとして取り組んでいる時にとてもやりがいを感じます。

ご自身の部門を、今後どのようにしていきたいですか。

 受注課には、産休・育休明けの社員も在籍しています。私自身も産休・育休を取得し復帰しております。今後もこのように、みんなが働きやすい環境を整えていきたいと思っております。

3生産部の場合…どの国籍の方も安心して働ける組織づくり

 当社工場のキムチ・浅漬け等の製造ラインでは、外国籍の方も大勢、製造スタッフとして活躍されています。ベトナムから来られた方とフィリピンから来られた方が多く、日本人のスタッフに混じって頑張っておられます。
 日本語が苦手という方や、製造ラインでの立ち仕事が初めて等、最初は皆さん不安だらけで入社して下さったのですが、心配はご無用!当社では、入社からOJTまで、外国籍の方の勤務フォロー体制も万全です。
 工場内の掲示物や通知等、ありとあらゆる伝達手段は、日本語だけではなくベトナム語と英語にも対応。それだけではなく、日本語OKの外国籍社員もお世話担当として在籍しているのが、当社のフォローの大きな特徴です。
 ベトナム出身のブイさんは、新しく入社した人にとって頼もしい味方。当社の日本人スタッフとの橋渡しの他、工場内でのルールや仕事のやり方について、色々指導して下さいます。もちろん、日本人で初めて工場で働くという方にも、わかりやすく教えてくれますよ。
 工場内で働く方のお世話で、日々奮闘されているブイさんに、お話を聞いてみました!

ブイ チャン チュイ テイエンさんによるご紹介

ご自身の部門の紹介と、
現在の業務について教えて下さい。

 備後漬物のブランドとして、自信をもって販売できる商品を作り上げるための工程管理を行っています。生産部として日々改善を繰り返し、お客様に満足頂ける商品作りをしています。
 現在の私の業務は、通訳として、外国人管理業務をすることです。日本語で作成された資料や案内等を、ベトナム語に翻訳して、外国人の皆さんに展開することも行っています。

後輩の方の育成で、
取り組んでいることは何ですか。

 会社で求められている人財になるように、私が行ってきた業務を教えています。人財管理業務は経験が必要です。知識と経験が未熟な後輩には多くのことを学んでもらいたいので、常にサポートしながら一緒に成長しています。

仕事のやりがいを教えて下さい。

 前例のない業務内容で全てが手探りでした。しかし、海外から働きにきたある方が無事に仕事を終えて「この会社で働けてよかった」と思い帰国してもらうことができました。そのことがとても嬉しくて、私は今の業務につけたことを感謝しています。

ご自身の部門を、今後どのようにしていきたいですか。

 世の中は常に変化しています。経験がある方もない方も関係なく一緒に学んで成長していくことが出来るような環境をつくりたいと思います。
 原田さん、岡田さん、ブイさん、お答えいただきありがとうございました!
 多彩な人財の力を結集して、今日も美味しい製品をお客様にお届けすべく、私たちは頑張ります!

 

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